2009年06月25日

フリーゲージトレイン

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

『週刊東洋経済』 6月29日 (月) 発売号の大特集 「鉄道進化論」 の取材で、
本誌編集部のスタッフが全国を駆け巡り、たくさんの電車に乗り、
多くの関係者のみなさまに取材をしました。

その甲斐あって、充実した特集になったという自信はありますが、
反面、多くのエピソードを削らざるを得ませんでした。

そこで、ブログキャスターでは 「増発便」 として、
本誌に掲載できなかったエピソードを、できる限りご紹介していきます。

第1回は 「フリーゲージトレイン取材日誌」 です。

列車の車軸の間隔を変えることにより、
新幹線の線路と在来線の線路のどちらでも走れるのが、フリーゲージトレイン。
英語でいうとGage Changeable Train = 軌間可変電車、なのですが、
日本では、なぜかフリーゲージトレインと呼ばれています。

そのフリーゲージトレインの新幹線と、
在来線の双方に乗り入れる 「新在直通運転」 の実験が公開されると聞き、
実験場所である九州新幹線の新八代駅に行ってきました。
公開日は6月12日の午前1時30分。

free-gage-3.JPG

予定よりも早い飛行機で、鹿児島入りできました。
真夜中の取材になるため、鹿児島で食事をして時間をつぶすよりも、
早めに現地について小休止したほうがよいと考え、
予定より早い20時13分の九州新幹線 「つばめ」 に飛び乗り、
新八代駅に20時59分に到着しました。

ところが、新八代駅に着いたらなんと駅の売店が閉まっているのです。
なんとなく嫌な予感はしていたのですが、駅前に出て、予感が現実になりました。
駅前にはホテルが1軒あるだけで、真っ暗。何もないのです。
カエルの大合唱が聞こえるばかりで、
きっと昼間は、田園風景が広がっているのでしょう。

ホテルに着いたら食事くらいできるかも、と思ったのですが、
これも甘かった。ビジネスホテルですから、レストランなんてない。
係りの人に譲ってもらったカップラーメンで、わびしい夕食をすませました。

新八代周辺に食事ができる場所がないと知っていれば、
鹿児島駅で郷土料理を食べていたのに、と後悔しきり。
結局、肝心の取材の間は、ずっとおなかがグーグー鳴ってました。
まあ、かえって眠くならなくて、よかったかも。

さて、フリーゲージトレインですが、写真をたくさん撮りました。
本誌では使っていないのですが、私の自信作はこの1枚。

free-gage-2.JPG

営業用ホームから走り去るフリーゲージトレイン。
行き先表示板がいっしょに映っている写真は、
他のウェブや雑誌にも掲載されていないのでは?

翌朝、眠い目をこすりながら、
「リレーつばめ」 で博多に向かうために、再び新八代駅のホームに上ると、
遠くにフリーゲージトレインが停車しているのが見えました。

free-gage-1.JPG

昨晩見たばかりなのに、
なんだかとても懐かしく感じられました。

(No)

posted by ブログキャスター at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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