2008年04月30日

「パンドラ」 に特効薬を?

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

WOWOW初のオリジナル連続ドラマ 「パンドラ」 。
「人類の悲願・ガンの特効薬」 を巡って、医師、大学、製薬会社、警察、
政治家の思惑が交錯するという全8回のサスペンスドラマです。

脚本は井上由美子、
演出は河毛俊作や若松節朗というテレビ界の最強メンバーが参加しています。
「CMがない分、描く内容にも制限がない」 (番組案内誌より) という触れ込みで、
現在折り返し点にあたる4回目が終わったところです。

wowow.gif

でも、これまでのストーリーは、正直言って物足りません。
誰が特効薬を発表するか、どの製薬会社が発売するのかというストーリーは、
ドラマが掲げたテーマと比べ、あまりに些細にすぎるのです。

肝心なガンの特効薬がもたらす影響については、登場人物の誰もが
「これが世に出たら、世界は一変する」 と騒ぐばかりで、
世界がどう一変するかの説明がまったくない。

ガンが治癒可能になったら人口はどのくらい増えるのか。それによって、
日本の社会保障費はどうなるのか、日本の国力は増すのか縮小するのか。

さらに言えば、欧米の人口も増えるでしょうから、
世界のパワーバランスがどのように変貌するのか。
まったくといって、語られていないのです。

これでは、
ドラマのテーマにガンの特効薬をもってくる必然性はまったくありません。
水虫や薄毛の特効薬であっても、ドラマは十分に成立するのです。

サスペンス映画にテーマは不要という考え方もあります。
たとえばヒッチコックの 「北北西に進路を取れ」 などの一連のスパイ映画。
事件に巻き込まれた主人公が偶然知った秘密の内容は、
ストーリーと無関係でも構わない。

ヒッチコックはこれを 「マクガフィン」 と呼びました。
スピルバーグのインディ・ジョーンズもそう。
インディが探している秘宝の正体は、実は何でもよいのです。

pandra.jpg
(C) wowow

でもこの 「パンドラ」 はそれが許されない。
なぜなら、 「人類の悲願・ガンの特効薬をめぐる本格医療サスペンス」
とうたっているのだから。

NHKが1月に放映した 「パンデミック」 というドラマは、
鳥インフルエンザが日本に上陸した場合の国民への感染の状況を克明に描き、
ストーリーだけでなく、シミュレーションドラマとしても一級品でした。

同じくNHKの 「ハゲタカ」 は、
外資ファンドによる日本企業のM&Aを題材にしたドラマですが、
こちらもM&Aに関する情報量が膨大だったことは、
この場で書くまでもないことです。

「パンドラ」 もガン特効薬が発明されたあとのシミュレーション
(それも地球規模の) もきちんと描き込んでもらいたい。
そうすれば、小松左京の 「日本沈没」 や 「復活の日」 に匹敵する
傑作となるに違いありません。

ドラマはまだ折り返し点です。
単なる人間模様のドラマに終わらぬよう、期待しています。

(No)
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2008年04月28日

オリンピック後の中国

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

一昨日の長野、昨日のソウルと、
北京オリンピックの聖火リレーは、騒然とした雰囲気のなか、
何とか終了しました。

今日は北朝鮮の平壌。
オリンピックへの反対勢力もなく、入国も制限されている中で、
おそらく、世界でいちばん統制の取れた聖火リレーになりそうです。
それはそれで、不気味なことですが。

さて、本日発売の 『週刊東洋経済』 の特集は 「中国と世界経済」 です。
中国を中心としたアジアに加え、北米、欧州の世界3極を現地取材、
誌面では図解を駆使して中国リスクを完全解明しています。

honshi-080503.jpg
目次はこちら

経済的な注目度が最も高いのは、
今の中国の高成長が、オリンピック終了後も継続するのかという点。
それによって、日本だけでなく、欧米経済の行方も左右されるからです。

特集では、この最大の注目点を解明すべく、中国国内の賢人だけでなく、
日・米・欧の専門家やジャーナリストに徹底取材を試みています。

最新版 「中国富豪ランキングTOP100」 のオリジナル企画も必見。
さまざまな角度から、中国の 「今」 がわかる大特集です。

(Ym)
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2008年04月25日

サブプライム危機の行方

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

今日は 『金融ビジネス』 2008年・春号の発売日です。
特集1は 「サブプライム 世界連鎖危機」 と題して、
内外金融市場の総点検を試みました。

kinbi-08spring.jpg
目次はこちら

サブプライム問題の震源地である米国では、
景気後退 (リセッション) への懸念が高まっています。
中央銀行のFRBは一段の金融緩和に踏み切り、
何とかリセッション入りを防御しようと懸命です。

一方、サブプライム問題の影響が軽微と見られていた国内金融機関も、
予想以上の損失を被るなど、先行き不透明感が強まっています。

金融や証券市場だけでなく、
米国の景気後退が日本の輸出企業に与える負の影響も心配されています。

こうした現状に対して、欧米や日本の政策当局はどう対応するのか、
特集では、さまざまな視点から検証と分析を試みました。

銀行や証券など、金融の関係者だけでなく、
幅広いビジネスマンに読んでいただきたい特集です。

(Ym)
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2008年04月24日

過ぎたるは及ばざるごとし?

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

先日、某官庁を取材で訪ねたときのこと。
敷地の入り口で警備員に身分証明書を見せて、中に入ろうとしたら、
いつもと違う対応に戸惑う場面がありました。

その官庁は、建物に入る前に受付があります。
そこではセキュリティが徹底しています。訪問先、訪問目的、
アポの有無などを専用の用紙に書き込んで、受付担当者に渡した後、
身分証明書を見せてから、訪問先に内線で確認して、
ようやく中に入れるという仕組みになっています。

受付でのセキュリティがしっかりしているからなのでしょうが、
これまで、敷地の入り口では身分証明書を見せるだけでした。

ところが、その日、
敷地の入り口で私に対応した警備員はこんなことを言い出しました。

「どこへ行かれるのですか?」
「●●(某官庁)ですけど」
「そうじゃなくて、訪問部署です」
「えっ? そんなの今まで聞かれたことありませんよ」
「それは、今まで対応した者がちゃんとしていないんです」
「受付があるのに言う必要があるんでしょうか?」

というようなやり取りでした。議論するのも面倒になったので
「■■(訪問先の部署)に行くんですけど … 」 と伝えると、
ようやく通してくれました。

keibi.jpg

しかし、私にはこのやり取りがまったくムダに思えました。
もともと受付でのセキュリティがしっかりしているし、
アポがあるかどうかも確認してから、ようやく中に入れるのに、
敷地の入り口で訪問部署を伝える必要なんて、
まるで意味がないと思うからです。

実際に、その警備員も私の訪問部署を聞いただけで、
アポがあるかどうかを確認する作業はしていませんでした。
アヤシイ人間を牽制するにしても、効果があるとも思えません。

その後、その官庁に何度か取材で行きましたが、
敷地の入り口で警備員に呼び止められることはありません。
あれは、いったい何だったのか。警備員の個人プレイだったのか、
本当はセキュリティがもっと厳しいのか。

今だに疑問は残りますが、
個人的には 「過ぎたるは及ばざるがごとし」 という格言は、
やはり言い得て妙だと思いました。

(Fr)
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2008年04月23日

久々の男性誌創刊

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

昨日、久しぶりに 「男性誌」 が創刊されました。
日本経済新聞社が年4回刊で発行する 「NIKKEI Style REAL」 です。
「日経 スタイル リアル」 と読むのでしょう。

誌面のコンセプトは、
「矛盾と迷い多きこの世を、面白可笑しく、
嬉し悲しく住みなすセンスを磨く、男のスタイル誌」
「男を磨く知的エンタテインメント誌」 だそうです。

nikkei-real.jpg
(C) 日本経済新聞社

ざっと見たところ、年齢で言えば40〜50代向け、
ファッション、小物アイテム、スポーツ、映画、音楽、グルメ、ショップ、
等々が、カッコよくちりばめられた雑誌です。

日経お得意の経済や投資、政治の話は全くありません。
そちらは 「日経ヴェリタス」 にお任せしたのでしょうか。

男性誌の開発はなかなか難しくて、最近は創刊誌が少ない状況。
インターネットの普及などで、既存の雑誌も販売部数は低迷しています。

そんな厳しい環境の中での船出。
どんな雑誌になるのか、今後に注目したいと思います。

(Ym)
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2008年04月22日

ハリウッドドリーム

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

先日、ハリウッドで活躍する、
ある日本人CGアニメーターのお話をうかがう機会がありました。

この人は、ハリウッドを拠点に活動しており、
最初は1アニメーターとして参加し、
近年はアニメーション・スーパーバイザーとして、
何人ものスタッフを監督する立場にあります。

キングコング、ダイナソーなど大ヒット作に多数かかわっていて、
ロード・オブ・ザ・リングの人気キャラクター 「ゴラム」 の動きも
彼が描いているそうです。

ハリウッドには彼以外にも、
第一線で活躍している日本スタッフが何人もいるようです。

渡辺謙、あるいはリングの中田秀夫監督とか、
日本での成功を受けて海外に進出した著名な日本人ばかりに
われわれの目は奪われがちですが、ハリウッドの現場には、
彼のような日本人が何人もいると知り、うれしくなりました。

cg-world.bmp
(C) Works Corporation

ちなみに彼は、大学卒業後、
米国の日系CG制作会社から非公式な誘いを受けていたのですが、
いつまでたっても正式な採用通知が来なかったので
自ら渡米して、その制作会社に飛び込んだそうです。

その制作会社が言うには、
「本当に意欲のある人間は、こちらが呼ばなくても、向こうからやってくる」
のだそうです。

「クールジャパン」 というと、
どうしても日本でヒットした作品やそれを生み出した人間が
世界で活躍するというイメージがありますが、これだと、
まず日本で成功することが前提になってしまい、ハードルが高すぎます。

ハリウッドでは、彼のように誰でも成功する可能性があることがわかれば、
海外に活躍の場を求める若者は、一気に増えるに違いありません。

(No)
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2008年04月21日

保険会社の 「提案」 を比較

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

本日発売の 『週刊東洋経済』 の特集は 「保険の裏側」 です。
保険の特集というと、各社の商品比較が定番ですが、
今回は新たな試みで誌面を創りました。

honshi-080426.jpg
目次はこちら

それは、まず年齢・性別や年収、過去に重い病気をしているか、
等々の 「ヴァーチャル人生」 を編集部が20ケース想定しました。

そして、それぞれに対して21の保険会社から、
自社のどんな商品が、彼や彼女にふさわしいかを提案してもらったのです。
それを比較することによって、各社商品の特徴がよくわかるという仕組みです。

たとえば 「20代前半・男・独身」 (就職したばかりで保険知識ゼロ)
というA君に対する各保険会社の提案を見るだけでも、
月保険料1万5000円の終身保険を勧める保険会社もあれば、
月1665円の支払いで済む医療保険を勧める会社もあります。

総提案数294例にものぼる具体的なケースの中には、
必ずや自分の参考になる事例があると思います。

新たに保険に入ろうと思っている人だけでなく、
保険の切り替えを考えている人にも、参考になる特集です。

(Ym)
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2008年04月18日

ブルドックの勝ち?

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東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

ソースの国内トップメーカー、ブルドックソースの株を買い占め、
買収を狙っていた米国の投資ファンドが、どうやらブルドックの全株を売却、
買収劇から撤退したようです。

この投資ファンドの名前は、スティール・パートナーズ。
ブルドックだけでなく、キッコーマン、サッポロ、明星食品、などなど、
企業価値が高いにもかかわらず、株価が安い会社を中心に投資しています。

bull-dog.gif
(C) ブルドックソース

投資ファンドに対しては 「ハゲタカ」 などといわれるように、
安く買って高く売り抜けるといった、あまりいいイメージがないようです。

しかし一方で、ファンドが大株主になったことによって、
それまでの会社の体質が激変し、収益が大きく伸びた会社もあります。
地味ですが、昭栄という会社などが、いい例です。

今回のスティール・パートナーズのブルドック撤退は、
彼らが日本市場から手を引くサインだとは考えられません。

株式市場が低迷を続けている今のようなときこそ、
割安でうまみのある、次の投資先を探す環境に適しているからです。

(Ym)
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2008年04月17日

100円ショップの異変

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

先日、ウチの近所にある100円ショップ 「ダイソー」 へ行きました。
ダイソーといえば 「何でも100円」 を売りにしてきたお店。

ところが、最近ではその様子もずいぶんと様変わりしています。
100円じゃない商品が、結構増えているんです。

daiso.gif
(C) 大創産業

1〜2年前から200円、300円の商品が増えているのは知っていたのですが、
最近は1000円の商品なんかを見かけたりします。

先日、びっくりしたのは家庭用のビリヤードセット。
何と5000円の値札がついていました。

1バレル=114ドルの史上最高値をつけた空前の原油高や、
各種の原材料高を受けて、企業のコストはハネ上がる一方。

100円ショップという業態が、
もはや成り立たなくなっていることの証左ではないか、
と思いました。

(Fr)
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2008年04月16日

変漢ミスコンテスト

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

日本漢字能力検定協会が主催する 「変漢ミスコンテスト」 。
ワープロの変換ミスで、面白いものを競うというコンテストですが、
昨日 「年間変漢賞」 が発表されました。

 うまくいかない画像サイズになった
 ↓
 馬食い家内が象サイズになった

なるほど。
ほかにも、いろいろな変換ミスが紹介されています。

kanji-kentei.gif
(C) 日本漢字能力検定協会

 6個作ってください → 肋骨食ってください

 恋人たちの季節 → 恋人立ち退き説

 あなたのこと理解したい → あなたの小鳥怪死体

「ろっこつくってください」 は確かに最初の変換が 「肋骨食ってください」
になったり、このへんまでは、ありそうな感じがするのですが、

 食事したうえで来てください → 職辞し田植え出来てください

 講習会の出欠を確認してください → 口臭か胃の出血を確認してください

このあたりまでくると、少し 「作られた」 感が … 。
まあ、洒落なので、いいんですけど。

(Ym)
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2008年04月15日

東京ディズニー25周年

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

今日は東京ディズニーランド (TDL) の開園から25周年の記念日。
ディズニーランド・シーでは、記念イベントなど多くの催しがあるようです。

今から約20年前、開園から5年ほど経ったときに、
TDLを運営するオリエンタルランドの加賀見俊夫会長 (当時は常務) の
話を聞く機会がありました。

当時、TDLの年間入場者数はようやく1000万人を超えたころ。
リピーターを増やして、1500万人の集客を目指したい、
と語っておられたのを憶えています。

disney25.jpg
(C) Tokyo Disney Resort

それが今では、2007年度の入場者数が2542万人。
ディズニーシーが開園するなど、集客力を強化した効果でもありますが、
20年で2.5倍も増えています。

新聞報道によると、
最近は顧客 (ゲスト) の年齢構造が変化しているとか。
18〜39歳の来場が減り、40代や10歳以下が増えているそうです。

カップルや友人の比率が減る一方で、ファミリーの来場が増え、
子供連れが多くなっているということでしょう。

25年の歳月は、
みなに等しく降りかかるのだと、ふと思いました。

(Ym)
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2008年04月14日

鉄道革命でトヨタ列車?

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

本日発売の 『週刊東洋経済』 の特集は 「鉄道革命」 。
副題は 「モーダルシフト 〜 世界で大復権が始まった!」 です。

今どき鉄道? と思うかもしれませんが、意外や意外、
環境問題や資源高の影響もあり、世界的に鉄道が復権しているのです。

honshi-080419.jpg
目次はこちら

特集では欧州 (フランス・スイス) 、ロシア、中国、台湾などなど、
日本を含めて6カ国16都市での現地取材を敢行しました。

注目度が高い高速鉄道だけでなく、がんばる地方鉄道の今も紹介。
クルマが主役のはずの都市部でも、鉄道が大活躍しています。

クルマといえば 「トヨタ列車」 って知ってますか?。
愛知県と岩手県を1日2往復するトヨタ専用の貨物列車です。

「TOYOTA」 の文字を載せたコンテナが、何十両にも連結された姿は、
なかなか壮観ですので、写真と併せて読んでみてください。

(Ym)
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2008年04月11日

迷走する 「靖国」

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

ドキュメンタリー映画 「靖国」 問題が迷路に入り込んでいます。
12月に週刊新潮が「反日映画 『靖国』 は日本の助成金750万円で作られた」
と報じた記事から始まった靖国問題。

映画 「靖国」 = 反日という短絡がことの発端ですが、
この記事を見た、稲田朋美・衆議院議員が文化庁に一般公開前の試写を要求。
3月に試写が行われ、その後、右翼の街頭宣伝車が上映予定の都心映画館で、
宣伝活動を行いました。

yasukuni.jpg
(C) Dragon Films

公開予定だった映画館が続々と上映中止を決めると、ことは次第に大きくなり、
表現の自由に対する脅威や政治的圧力への批判が高まりました。

そして4月10日。靖国を撮った李櫻 (リ・イン) 監督をはじめ、
多くのジャーナリスト、映画監督、メディア関係者らが集まり、
「映画 『靖国』 への政治圧力・上映中止に抗議する緊急記者会見」
が行われました。

その会見で明らかになったことが、またひとつ。
有村治子・参議院議員が、映画の重要な出演者 (老夫婦) に確認したところ、
彼らがその出演部分の削除を求めている、と主張していること。
これに対して李監督は、出演者とは十分なコミュニケーションを取り、
なぜ老夫婦が 「変心させられた」 のかわからない、と語りました。

そして、この記者会見のあと、配給会社の要請で、
その出演者が近くに住む高知の映画館が、またまた上映を延期。
さらに今度は、靖国神社側が、映画内容に事実を誤認させる映像があるとして、
その部分の削除を求める、と言い出しました。

右にも左にも、それなりの理屈はあるのでしょうが、
ともかくこの映画、庶民は観ることができるのでしょうか。
観てみたいんですけど … 。

(Ym)
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2008年04月10日

叱るべき? それとも …

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

私の娘がこの春、幼稚園に通い始めました。その入園式。
「親の教育とはどうあるべきか」 を考えさせられる出来事がありました。

それは、全体での式典が終わって、
クラス分けされた教室で担任の先生やクラスメート、
その親たちとの顔合わせを行っているときに起こりました。

先生が10数人の園児を集めて話をしていると、
2人の園児が " 別行動 " を取り始めました。
話を聞かずに、追いかけっこなどの遊びに興じ始めたのです。

私は呆気にとられてそれを見ていたのですが、
先生は慣れているのか、特に注意をする様子はありません。

「放っておけばおさまるのかな … 」 。そう思って見守っていたのですが、
事態はさらにエスカレート。2人は教室に備え付けられた手洗い場で、
手を洗い始めるという行動に出たのです。

先生の話は続いていました。

私が驚いたのは、その子たちの親が、まったくそれを注意しないことでした。
しかも、あろうことか、手を洗い終わった子供に対して、
何も言わずにハンカチを差し出したのです。

youchien.gif
(C) 幼稚園ねっと

あくまでも私見ですが、これは 「常識を外れている」 と思いました。

もちろん相手は子供ですから、
善悪や常識の判断がつかずに、意味不明な行動を取ることもあるでしょう。
私の娘でも、ひょっとしたらそういうことをするかもしれません。

でも、私なら、きっと叱ります。 「間違った行動を親が正さなければ、
誰もその子を教育できない」 と思っているからです。

しかし、それを叱らない親がいます。

私はある仮説を立ててみました。
「ひょっとして、その親は 『常識には外れてない』 と思っているのでは ? 」
ということです。

他人の親が口出しできることではありませんが、
この先クラスメートとして一緒に行動する子供たちですから、ちょっと心配。

杞憂に終わればいいのですが … 。

(Fr)
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2008年04月09日

小説はどこへ行くのか

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

文藝春秋から出ている 『文學界』 を久〜しぶりに読みました。
十何年ぶりかもしれません。興味深い特集が載っていたからです。

4月号に掲載された 「ニッポンの小説はどこへ行くのか」 。
現代を代表する作家11人による座談会を中心に構成されています。

出席者は年齢順 ? に筒井康隆、古井由吉、車谷長吉など大御所から、
若手は島田雅彦、諏訪哲史、川上未映子、山崎ナオコーラなどなど、
年齢差最大44歳にもなる多彩なメンバー。そして司会は高橋源一郎。

世代を超えた多士済々の作家たちが 「小説は書き尽くされたか」
「新しいリアリズムとは」 「私ってなんだ」 といったテーマで議論しています。

bungakukai.jpg
(C) 文藝春秋

実はこの企画、ちょうど50年前、
当時の13人の作家・評論家が文學界の誌上で、
「日本の小説はどう変わるか」 という題材で座談会を行ったのですが、
「50年後の今、もう一度論じてみよう」 ということで企画されたようです。

50年前の座談会出席者もそうそうたる顔ぶれ。
伊藤整、石川達三、高見順、山本健吉、大岡昇平、中村光夫 … 、
そして当時の若手として、遠藤周作、石原慎太郎、江藤淳 … などなど。

今回の座談会でも、
50年前とニッポンの小説をめぐる環境はどう変わったのか、
そしてこれから将来、小説はどこへ向かうのか、
それぞれの作家が熱く語っています。

小説や文学だけでなく、戯曲や演劇、音楽に関する話も多く、
そうした分野に興味がある人にも、おススメの特集です。

(Ym)
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2008年04月08日

セカンドステージへ挑戦

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんが、現役復帰を宣言しました。
復帰と言うよりも、本人の言葉を借りれば 「挑戦」 。
引退から12年、37歳のセカンドステージです。

date-kimiko.jpg
(C) 時事通信

伊達さんは1996年のウィンブルドン大会でベスト4、
世界ランキングでも、日本人過去最高の4位まで上り詰めました。

しかし、同じ年の11月に現役を引退。
その後は解説者などを務めていましたが、本人によると、
先月、往年の名選手グラフ、ナブラチロワらとエキシビションマッチをして、
現役復帰を真剣に考えるようになったそうです。

現役といっても、いきなり世界ツアーに戻るのではなく、
国内大会のダブルスから始め、全日本のシングル出場が目標だそう。
自分の挑戦が、テニス界の刺激になれば … という考えもあるようです。

確かに、最近は錦織圭という新星が現れましたが、
女子では32歳の杉山愛が日本最強というのも、少し寂しい話。
もっと若い人の奮起を促したいという気持ちも、きっとあるのでしょう。

(Ym)
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2008年04月07日

日経新聞を大解剖

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

本日発売の 『週刊東洋経済』 の特集は 「日経新聞を読む人・読まない人」 。
日本経済新聞だけでなく、内外の新聞・メディアビジネスの現状に迫りました。

honshi-080412.jpg
目次はこちら

新聞業界も読者離れの現実は厳しく、
3大紙と呼ばれる読売・朝日・毎日の一般紙は部数減を続けています。

しかしその中で、日経新聞は部数を伸ばしています。
家に配達される部数では、読売が100万部、朝日が80万部、
毎日が38万部に対して、日経は30万部と劣勢ですが、
駅売りでは1日17万部と、読売の5.6万、産経の2.6万、
朝日の2.4万部を大きく引き離しています。

駅売りが多いということは、ビジネスマンに支持されている証拠。
実際、会社役員の51.7%、経営企画トップの92.8%が日経を読む、
といったデータがあり、これは他紙の数字を凌駕しています。

ただ、そんな日経にも課題は山積。
子会社での人材流出の危機、本社や工場の償却負担増をはじめ、
団塊世代の大量退職で、駅売り部数が激減するのでは、という懸念もあります。

4月から新社会人になったフレッシュマンも、
初めて日経新聞を手に取ったという人が多いのではないでしょうか。
今週号の特集を読むと、日経新聞の理解力が一段と深まる ? かも。

(Ym)
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2008年04月04日

「ポイ捨て」 を考える (下)

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

昨日の話の続きです。
自転車お姉さんのポイ捨てに遭遇してから3日後の昼、
近所の公園で別の " 事件 " がありました。

4歳の娘を遊具で遊ばせていたときのことです。
その遊具は、直径1.5mぐらい、長さ4〜5mの筒状になっていて、
網がかかっています。

そこを娘と私が通ろうとしたら、中に2人の女の子が座り込んでいました。
年の頃は中学生ぐらいだったと思います。

何やら楽しそうに話し込んでいる様子。それ自体は悪くないのですが、
私たちが通ろうとしても、ちょっと身をよじるぐらい。
一瞬、 「注意しようかな?」 と思いましたが、
娘も私もムリすれば何とか通れたぐらいだったので、
それについては、 「言うことでもないか」 と思いました。

しかし、その横を通り過ぎるときにちょっと気になることがありました。
またマクドナルドのポテトケース。それが、網にからまって放置されていました。
どうやら、その女の子2人が食べていたようでした。

mac-potato.jpg
(C) 日本マクドナルド

「帰るときに持っていくんだろうな … 」

そう思っていたのですが、その直後に " 事件 " は起きました。
彼女たちはゴミを放置したまま、その場を立ち去ろうとしたのです。

「ちょっと待って!」

ゴミを持って2人を追いかけました。

追いついて一言。

「このゴミ、ほったらかして帰るってどういうこと?」

女の子2人はいきなり怒られたので、びっくりしたのか、

「すみません!」

と謝りました。
が、この際なので言っておくことにしました。

「なんで、捨てたの?」

「 ……… 」

「このあと、誰が捨てるの、これ?」

「 ……… 」

2人とも、その問いに答えられません。

というようなやり取りをしていると、
30代半ばぐらいの男性が、その場に近づいてきました。
私と女の子の様子を見ていたようなのですが、その男性は、
急に女の子2人をガシッとつかまえて、背中をバチーンと叩いたんです。

「お前ら、ゴミはちゃんと捨てろ! この人が怒るのは当然やぞ!」

すぐには事態を飲み込めなかったのですが、その人は、
女の子2人のどっちか (ひょっとしたら両方かも) の父親だったようです。

gomibako.jpg
(C) MAKIDEN

私もびっくりしました。

「えっ!アナタのお子さんですか?」

「はい」

私も他人の子どもに思いっきり怒ったことを、少し反省しました。

「大声出して、すみません」

「いや、怒るのは当然だと思います。すみません」

話のわかる人でした。

私はゴミのポイ捨ては 「社会に対する責任の放棄」 と思っています。
ポイ捨てされたゴミは、それを拾う人がいなかったら、
ずっとそのまま放置されるからです。
そのうえ、私たちが住んでいる街を汚すのですから、始末におえません。

見た目のコワそうな人や、
自分よりも体格のいい男性を相手に同じことが言えるかというと、
まったく自信はありませんが、もし目の前でポイ捨てをする人がいたら、
それは 「間違ってるんじゃないの?」 と言える大人になるのが、私の目標です。

(Fr)
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2008年04月03日

「ポイ捨て」 を考える (上)

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

日本テレビ系で1〜3月に放映された 「斉藤さん」 。
東京郊外の幼稚園を舞台に、観月ありさ演じる母親 「斉藤さん」 が、
世の中の理不尽に対して真っ向から挑む、
というストーリーで話題になったドラマです。

実は私。この 「斉藤さん」 をちゃんと見たことは一度もありませんでした。
でも、それが話題になっていることは、メディアを通して知ったり、
家族や知人などから聞いていました。
「考えさせられるなあ」 とは思っていたんです。

影響を受けてしまったのでしょうか?
ちょっと長くなりますが、お付き合いください。

mizuki-arisa.jpg
(C) 日本テレビ

つい、このあいだのことです。

夜23時台に、最寄駅から自宅まで歩いていた私の横を、
1台の自転車が通りすぎていきました。運転してたのは女性。
その自転車が私の横を通過したときに、何かを落としました。

本当に私のすぐ近くだったので、近寄ってみました。

…… 赤い紙。見てみると、何かすぐにわかりました。
マクドナルドのポテトのケース。中には2本のポテトが入っていました。

一瞬、考えました。

「落とした?」

いや違う。

「落としたんではなく、捨てたんだ」

普段なら見逃していました。でも、その夜の私は気が付くと、
そのゴミを拾って、自転車の女性を走って追っかけていました。

時間にして1分足らず。
距離でいうと300〜400mぐらいだったと思います。
交差点の赤信号を前に止まった自転車の女性に、私は追いつきました。

「お姉さん。これ」

自分が捨てたゴミ。
その女性は、なぜ私が追ってきたのか、即時に理解したようでした。

「あ、すみません」

「なんで捨てたの?」

「いや、電話しようと思って落としちゃって … 」

「じゃあ、拾いなよ!」

「いや、急いでたから … 」

「それでいいの? 俺はおかしいと思うよ」

話はそこで終わりました。

私に言われたい放題言われた女性 (20代半ばぐらい) は、
半ば怒ったように、その場を急いで立ち去りました。

この話はここで終わりですが、
その3日後の昼に、近所の公園で別の " 事件 " がありました。
また少し長い話なので、続きは明日に。

(Fr)
posted by ブログキャスター at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月02日

すごい!けど、ダメな?NHK

こんにちは!
東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。

テレビ局別の視聴時間で考えると、私の場合はNHKがダントツです。
毎朝のニュースはもとより、大河ドラマ、朝の連続ドラマ、プロ野球中継、
映画にアニメ番組と、そのラインナップは他の追随を許しません。

衛星放送あわせて月々2000円ちょっとの受信料はWOWOWよりも安い。
批判の多いNHKの受信料ですが、私はちっとも高いとは思いません。

そのNHKが先週、またもやってくれました。
「とことん! 石ノ森章太郎」 と題して、
7夜連続でなんと30時間も 「仮面ライダー」 「サイボーグ009」
「がんばれロボコン」 「人造人間キカイダー」 「佐武と市捕物控」といった
代表的な石ノ森作品を放映してくれたのです。

こんな芸当は民放にはまず不可能でしょう。
この事実を週末の新聞に載っている1週間の番組情報で知った私は、
喜びいさんでせっせと予約録画したのでした。

ishinomori.gif
(C) NHK

さて、先週の土曜日。朝寝坊して昼近くに起き出した私は、
新聞の番組欄を見て 「あれっ?」 と思いました。
当日の昼過ぎから 「とことん!」 の 「サイボーグ009」 を放映するという
スケジュールになっているのです。

おかしい。009は金曜日の深夜に放映されたはず。
私もしっかり予約録画していたはずです。
早速、その番組を予約録画するとともに、金曜日の009がどうなっているか、
録画を見てみました。

すると、NHK予算審議会の中継放送のため、
009は途中で打ち切られていたのです。
大事件が起きると通常の番組を中断するのは、
NHKの特徴というのは十分理解していますが
NHKの予算審議が果たして大事件なのでしょうか?

nhk-news.gif

私は幸いにも打ち切り後の009の放映予定に気がついたので、
なんとか予約録画することができましたが、深夜のことだけに、
気づかずに見逃した視聴者も少なくないのではないでしょうか。

番組からは制作スタッフの人の熱い想いはひしひしと伝わってくるのですが、
編成する人からは番組への愛情が感じられない。
やっぱりNHKの体質には問題があるのでしょうか。

(No)
posted by ブログキャスター at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする