東洋経済 『ブログキャスター』 編集部です。
この春から始まったアニメ番組では、
TBS系で毎週金曜日の深夜に放映されている 「マクロスF」 に注目しています。
マクロスといえば、ガンダムと並ぶ長寿を誇る巨大ロボットアニメシリーズ。
今年は第1作 「超時空要塞マクロス」 が放映されてから25周年にあたります。
マクロスとマクロスFの間には、
何種類ものTVシリーズやOVAが制作されているのですが、
そちらはほとんどが未見 (唯一、見たのは 「マクロスプラス」 です) 。
第1作の美樹本晴彦によるキャラクターデザインが秀逸だっただけに、
今回の江端里沙によるキャラクターデザインにはやや違和感があるのですが、
ストーリーがすばらしい。
第1作のストーリーをさりげなく踏襲しつつ、
決してリメイクでないのが心地よい。たとえば、
第1作のメインテーマだった 「アイドル歌手が宇宙を救う」 をモチーフに、
今回もアイドル歌手が主役で登場しますが、
今回の敵はアイドルの歌に翻弄されるほど、やわではなさそう。
どのようなストーリー展開になるのか期待大です。
(C) ビックウエスト
もうひとつ脱帽したのがCGの使い方。
マクロスシリーズの醍醐味といえば、派手な戦闘シーン。
実写では再現できないデフォルメと、コマ送りをしないとわからないほど、
素早い動きが特徴です。
これを作画するのは大変だろうなあと思っていたのですが、
マクロスFではCGによって戦闘シーンを描き出しました。
安易なCGの活用は、下手な実写映画を見るようであまり好きではないのですが、
マクロスFにおけるCGの使い方 (かつてのアニメと同じデフォルメと動き)は、
実写では決して再現できないものです。
今回、マクロスFが面白かったので、
十数年ぶりに第1作のマクロスで作画が最高水準といわれる
第26話 「愛は流れる」 を見返してみました。
そうしたら、現在のアニメと比べてなんと当時の作画が荒れていたことか。
私は常々、
日本のアニメの実力は80年代と比べて退化しつつあると思っていたのですが、
どうやら考えを改めなくてはいけないようです。
(No)


